画像:https://opensea.io/collection/umuco-collection
フリーミントNFTがかつてない盛り上がりを見せています。
2023年にリリースのUmuco Collection(UMC)やイケハヤパス、あのマクラーレンがフリーミントNFTに参戦など、魅力的なNFTが続々登場しています。
この記事では、フリーミントNFTの概要やメリット、リリース予定のNFT、そして受け取る際のリスクと注意点について詳しく解説します。
1. フリーミントNFTとは何か
1-1. フリーミントNFTの概要
フリーミントNFTは、デジタルアートやゲームアセットなど、無料で取得できるNFTのことを指します。これらのNFTは通常、特定の期間やイベントにおいて、プロジェクト側が無料で提供します。主にツイッターやラインなどのSNS上で配布することが多いです。
1-2. フリーミントNFTのメリット
フリーミントNFTには、以下のようなメリットがあります。
- 無料でNFTを入手できる(当たり前ですが)
- 今後価値が上がる可能性がある
- コレクションやゲーム内で利用できるものもある
- 優先権などの権利が付帯している場合がある
2. 2023年リリース予定、されたフリーミントNFT
1. 「MF GACHA」 - マネーフォワード
画像:https://mf-gacha.moneyforward.com/
「MF GACHA」とは、マネーフォワードが展開する歴史上の通貨や通貨と同じ役割を持ったものをテーマにしたNFTアートのフリーミントキャンペーンです。
「MF GACHA」は、2023年3月24日時点で発行数が20,000件を突破し、同月から「マネーフォワード ME」と連携しています。また、「MF GACHA」NFTホルダーは、ブロックチェーン候補を決める投票企画に参加することができます
フリーミントの申し込み方法については、以下の通りです。まず、マネーフォワードが提供する「MF GACHA」の公式サイト(https://mf-gacha.moneyforward.com/)にアクセスし、Metamaskなどのウォレットを接続します。その後、申し込みフォームに必要事項を入力し、ウォレットからガス代を支払います
フリーミントの申し込み期限は、2023年3月31日までです。
現在は投票結果を確認できます。
2.ikehaya pass(イケハヤパス)
画像:https://opensea.io/ja/collection/ikehaya-pass
「ikehaya pass(イケハヤパス)」は、今や日本のNFTプロジェクトの第一人者であるイケハヤ氏によって作成されたNFTのコレクションです。Manifoldというプラットフォームを使って、6000枚のikehaya passを無料で発行されました。
ikehaya passは、突如現れた(イケハヤ氏の気分で生まれた)フリーミントプロジェクトであり、2018年に誕生した「CryptoKitties」を超える取引高を記録し、世界一になったこともあります。
イケハヤ氏は音声プラットフォーム「Voicy」にてikehaya Passを開始した経緯と今後の展開について述べており、基本的にバーンを行い減らしていく仕組みで考えています。ikehaya passは、総取引額が1,827ETH(約3.8億円)に達するほどの大成功をおさめており、現在でも価格が高騰しています。
現在もこちらのサイトで入手できます。(https://opensea.io/ja/collection/ikehaya-pass)
また、イケハヤ氏はNFTに関する教育コンテンツや投資情報を提供する「イケハヤ仮想通貨ラボ(ICL)」を主催しており、多くの人から支持されています。イケハヤ氏が手がけるNFT「HOUOU - 鳳凰」も話題になっており、優先購入権をゲットすることで無料で入手することができます。
3.きよしの種
画像:https://opensea.io/ja/collection/kiyoshi-ujuuna
「きよしの種」とは、CryptoNinja Partnersの二次創作プロジェクト「CNP Jobs」のファウンダーである、うじゅうなさんが作り出したキャラクター「きよし」をモチーフにしたNFTで、フリーミントされるやいなや2万円ほどの価値をつけました。
きよしの種プロジェクトは、いわゆるミーム系(意味を持たない)プロジェクトとも呼ばれていますが、世界中の注目を集めているNFTイベントの成功例と言えるでしょう。
現在はOpen seaで確認できます。(https://opensea.io/ja/collection/kiyoshi-ujuuna)
4.わふくジェネ
画像:https://www.wafukunft.io/
「わふくジェネ」は、人気のコレクションである「Crypto"WAFUKU"NFT」が出した現在大注目のジェネラティブNFTです。
「夏の情緒」と和服を着た可愛らしい少女をテーマにしたWAFUKU娘を描いたPFP用のNFTアートでもあります。
すでに終了したイベントですが、「夏エモまつり」と呼ばれるNFTを通してコミニュケーションをとるおまつりが開催されました。
このまつりはTwitter上で夏のエモさを共有したりするイベントで、参加した優秀な作品にはプレゼントもありました。
その他、WAFUKU娘の20人の名付け企画や、決起集会という東京のリアルイベントなど、たくさんのイベントが行われ大盛況でした。
5.PENPENZ(ペンペンズ)
画像:https://opensea.io/collection/xana-penpenz-cryptoninja
PENPENZは、XANAメタバースとCryptoNinjaの2大プロジェクトがコラボレーションしてリリースされたNFTコレクションです。
2023年2月25日にフリーミントされ、その後の2次流通がOpenSeaで行われています。
PENPENZは、XANAのメタバース内で使えるNFTであり、アバターやスキンなどの多様な用途があります。コレクション名は「XANA: PENPENZ (CryptoNinja Edition)」となっており、1ETH(約20万円)を超える価格がついているものもあります
現在はフリーミントではありませんが、こちらの公式ページで購入可能です。(https://opensea.io/collection/xana-penpenz-cryptoninja)
6.Umuco Collection(UMC)
画像:https://opensea.io/collection/umuco-collection
umcは、2023年3月21日にリリース予定された、Live Like A Cat(LLAC)のデザイナー「猫森うむ子」さんが手掛けるNFTコレクションで、フリーミントで配布されました。
これが、たった1週間で1.28ETH(約28万円)まで高騰し話題を呼んでいます。
umcは、以下の3つのコレクションで構成されています。
- KATAWARE
- TSUKIUMI
- elements
1つのコレクションにつき、1,111点のNFTをリリースしています。
7.マクラーレンNFT(詳細未定)
画像:https://mclarenracingcollective.com/
このNFT発行にあたって、マクラーレンはTezosと提携しており、Tezosのブロックチェーン上でNFTを発行する予定です。また、マクラーレンは「Fan NFT」というプラットフォームを立ち上げ、ファンがNFTを購入できるようにしています。これらのNFTは、マクラーレンのレーシングカーやレーシングドライバー、チーム関係者などをテーマにしたものが多く、それらのNFTをフリーミントする予定があります。
全23種類のNFTが 完全無料で開放されます。これは、今年の2023 年に開催されるF1の試合数が23であることに因んだ数字です。
現時点で具体的な詳細は発表されていませんが、マクラーレンの公式サイトやSNSなどで情報が発信される可能性があります。
詳しくは、マクラーレンのコレクティブサイト(https://mclarenracingcollective.com/)をチェックしておきましょう。
3. フリーミントNFTのリスクと注意点
詐欺に注意:仮想通貨を抜き取られるリスク
フリーミントNFTの中には詐欺的なものも存在し、フリーミントサイトにウォレットを繋げた際に仮想通貨を抜き取られるリスクがります。
また、フリーミントサイトと思ったら偽装された詐欺サイトであるケースもあるため、信頼できるサイトであるかをよく確認する必要があります。
アドレスの入力ミスに注意
さらに、フリーミントNFTを手に入れる際には、ガス代としてイーサリアムを支払う必要がありますが、その支払い先として間違ったアドレスを入力してしまうと、支払ったイーサリアムは返ってこない場合があるため注意が必要です。
ほとんどのフリーミントNFTはホワイトリストが必要
また、フリーミントNFTにはホワイトリストと呼ばれる購入優先権を獲得していないと、フリーミントすることができないプロジェクトが多いことにも注意が必要です。さらに、フリーミントのNFT自体は「0円」ですが、「ガス代(手数料)」が必要となります。したがって、仮想通貨のイーサリアムをウォレットに入金しておくことが必要になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。魅力的なフリーミントNFTが続々誕生しているので次々に欲しくなる気持ちも分かりますが、フリーミントNFTを購入する際には、詳しく情報を収集して、信頼できるプロジェクトであることを確認し、注意深く取り組むことが必要です。