NFTアイコンの注目度が高まる中、企業や個人がこれを利用してツイッター上でマーケティングを行うケースが増えています。
なぜこのような事例が増えてきたのでしょうか。
本記事では、NFTアイコンを使う人が増えた理由と、NFTアイコンを使ったツイッターのマーケティング戦略について解説します。
はじめに:NFTとは
NFTは、「非代替性トークン(Non-Fungible Token)」の略称で、オリジナルなデジタルデータの所有権を証明するものです。
ブロックチェーン技術を利用しており、複製や改ざんが不可能で、売買の信頼性のある仕組みとなっています。
詳しくは、こちらの記事で解説しています。↓
NFTとは?できることや今後の展望などを簡単にわかりやすく解説!
最近、このNFTをTwitterなどのSNSのアイコンとして使う人が増えています。
NFTをSNSのアイコンにする人が急増してるのはなぜ?
NFTをSNSのアイコンにする人が増えているのは、以下のような理由が考えられます。
- SNS上での差別化:
SNS上では多くの人が同じようなプロフィール画像を使用していることが多いです。
独自のNFTアイコンを使用することで、自分のアカウントを目立たせ、注目を集めることができます。 - コレクションの一部として:
NFTはコレクターアイテムとしても注目されており、一定数以上のNFTを持つ人が多くいます。
そのため、所有しているNFTの一部として、SNSアイコンに表示することで自分のコレクションをアピールすることができます。 - ファン活動として:
NFTには芸術作品やアートが多く含まれており、それらの作品をSNSアイコンに使用することで、自分がその芸術作品のファンであることを示すことができます。
NFTアイコンを使ったフォロワー獲得
ここからは実際にNFTアイコンを使ったマーケティング方法を考えていきましょう。
まずはNFTアイコンを使った自分のツイッターアカウントを周知させる必要があります。
同種類のNFTアイコンを保有する人たちはコミュニティを形成していることがあるので、相互フォロワーとして繋がりやすく、フォロワー数を増やしやすいです。
また、NFTアイコンを保有する人たちに対して特別な特典(コミュニティへの参加権など)を提供することで、自分のフォロワーになってもらうこともできます。
NFTを使ったキャンペーンの開催
NFTアイコンを使ったキャンペーンを行うことで注目を集めることができます。
特別なプレゼントを用意することで、フォロワーの定着やファン層の形成を促進できるでしょう。
以下は、株式会社パルコが実際に行ったキャンペーンの一例です。
https://twitter.com/parco__official/status/1535064205149188096?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1535064205149188096%7Ctwgr%5Ee6246630fe27bee7515ede83d01f28a2e895cea1%7Ctwcon%5Es1_c10&ref_url=https%3A%2F%2Fwww.comnico.jp%2Fwe-love-social%2Fnft
パルコは公式Twitterにてオリジナルキャラクター「パルコアラ」のNFTのプレゼントキャンペーンを実施しました。
当選したかどうかはすぐに分かりますし応募方法も簡単です。このようなキャンペーンはまだ多くはないので注目されやすいです。
40名の限定性があるので、そのアイコンにも価値がつきやすいと思います。
NFTアイコンを使った限定グッズの販売や情報発信
NFTアイコンを保有する人たちに限定して特別なサービスを行うのも効果的です。
例えば特定のNFTを持っている人に限定グッズを割引価格で提供することで、購買意欲を促し自社のブランド価値を高めることができます。
また、NFTアイコンを保有する人たちに向けた限定情報を提供することで、フォロワーの固定化やファン層の形成を図ることもできます。
インフルエンサーとのコラボ、PR
NFTアイコンを持つ人々の中から、有名なインフルエンサーやインフルエンサーとなる可能性のある人をピックアップし、彼らとのコラボレーションを行うことでPR効果を最大化することができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
NFTアイコンを使ったツイッターのマーケティング戦略は、自社やブランドの知名度向上や顧客ファン層の形成、販促効果などを狙うことができます。
具体的には、NFTアイコンを保有する人たちにフォローしてもらいファンを増やし、NFTアイコンを使ったキャンペーンの開催したり、NFTアイコンを使った限定グッズの販売を行うなどの方法があります。
これらの戦略を組み合わせることで、効果的なマーケティング施策を展開することができるでしょう。